パラパラと見てると本当に面白いです。しばらくハマりそうです。
曲ごとの作風がものすごくバラエティに富んでて面白いです。鍵盤楽器特有の書法から声楽ポリフォニーをそのまま鍵盤譜に直したようなものまで、さすがは「英国音楽の父にして鍵盤音楽の父」であるバードです、抽き出しの数が多いです。
それから、機能和声が理論として確立する少し前ということで興味深い色彩がありますね。
というのは、現在の和声の教科書では「禁則」と書かれているようなことがもちろん平気でやられていて、しかもそれがしばしばイイんです。この自由さとおおらかさと、まだまだイノセントな姿が実にいいです。
中世音楽はもっとそうだけど、「偉大なる無知」たる「イノセンス」が古楽と呼ばれるものの大きな魅力の一つなのかもしれません。
逆に言うと、機能和声の理論が現在のような形に定式化されたのは良かったかもしれないけど、それがセントラル・ドグマに奉りあげられてしまったことの弊害はものすごく大きかったのかも、などと思いました。
結局、爛熟の果てに、ドビュッシーみたいに旋法性を再び取り込むとか、半音階主義を徹底して無調に到達するかとか、あまり幸福でない形でないとそこから脱することができなかったわけですね。まさに呪縛です……。
それはさておき、Nevells Booke です。
試みに作りの簡単な曲を一曲 MIDI にしてみました。
7.A Galliard Gygge
もう少し、いろいろ(装飾法、音律等)勉強してから「正式に」どこかに up しようと思います。