2007年06月17日

Debian 日記

しばらくPCの調整等で本サイトの方を更新できなさそうなので、せめて日記を書くことにします。

CPU & マザーを交換したので Debian のkernelをアップグレードしたところまで書きました。

次は Debian を sarge から etch に上げるつもりでいたのですが、いくつかの理由から再インストールすることにしました。

前のマシンは potato のころから使っていて、potato -> woody -> sarge と dist-upgrade を繰り返してきたものだというのと、だいぶいろんなソフトを試しては捨てきれてないので、その辺一回リセットしてすっきりさせましょうということです。

それで、これまでの資産(主に home directory )を保ったままでどうやって再インストールするかです。

実はこうなることを見越してこれまで HDD を使っていたというのがちょっとあります。
内蔵の IDE の HDD が二台付いていて、マスターが最初から(5年半前から)付けてある Maxtor 40G, スレイブが後で買い足した Seagate 160G です。

システム本体はマスターに入っています。
で、Seagate 160Gは80Gずつ二つにパーティションを区切り、後ろの80Gに home directory でかさばる音声ファイル(wav,mp3)とかビデオ録画の動画ファイルなんかが放りこんでありました。

それで再インストールするにあたって、元のマスターにまたインストールするのはどうかと思うので、というのは使用年数から言って、次に壊れる可能性の高いのがこのマスターの Maxtor 40G だからですが、マスターとスレイブを入れ換えて、Seagate 160G の前半分に新たに Debian etch をインストールしました。

これで資産はそっくりそのまま、新システムに移行できました。
(HDDに余裕があったからできたことですが…。)

で、Debian etch、いいですね。

ウィンドウマネージャというかデスクトップの gnome がやたらと MS Win 風になってるのが気になるといえば気になるのですが、これなら Linux なんて触ったことない、しかも Debian なんて難しそうなんて人も全然OKですね。

で、後はPCを使えるように仕込む作業が残っているわけですが、それは私的には楽しい作業だけど、「まうかめ堂」的には更新が進まないのであまりありがたくないことになっているわけです。

とりあえず、先日キャプチャボードが動いたことでハードウェアは全て正常に動くようになったので、あとは諸々ソフトですね。

とりわけ MIDI 関連がまだ全く手つかずです。
TiMidity++ がまだなのと、ほんとにいつも御世話になってる STed2 がちゃんと動いてくれるのかが懸案です。

まあ、ぼちぼちやっていきましょう。
posted by まうかめ堂 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | Debian

2007年06月16日

キャプチャボード GV-MVP/RX を Debian (etch)で動かす

二年半ぐらい前からちょっとテレビを録画したりするのにI-O DATAのキャプチャボードGV-MVP/RXを使っています。

以前は Debian sarge で、ぱ研さんの開発始めのころのだいぶ前のドライバを使っていたのですが、今回 Debian を etch にしたので、ドライバを入れ直す必要がでてきました。

ぱ研さんのドライバは既にivtv 本家の方にマージされていたのでそちらからドライバを取ってきてビルドしたのだけど、映像はきちんと映るのだけど音声が高音でゴニョゴニョ言っててどうもおかしい…。

それでぱ研さんの過去ログを見て、macmil_co_jpさんのサイトで配布されてるパッチを使ったらバッチリ動きました。
(一体なにが起きていたのかについてはぱ研さんの過去ログ2006後半を見てみてください。)

以下なにをどうしたのかをメモっておきます。

まず私の環境は以下のようです。
Debian GNU/Linux 4.0 (etch, amd64)
kernel: linux-image-2.6-amd64 2.6.18+6

諸事情あって再インストールしたのでほとんどまっさらな状態です。

まずivtv 本家の方からとりあえず最新版 ivtv-0.10.3.tar.gz を落としてきます。

あとコンパイルのためには Debian パッケージの g++ と linux-kernel-headers が要ると思います。
# apt-get install g++ linux-kernel-headers

さて、前述のmacmil_co_jpさんのサイトから saa7115p.tar, tvaudiop.tar, kb10-082.tar の三つをダウンロードします。(そこでも書かれているとおり .tar はダミーです。)

それで適当なところで ivtv-0.10.3.tar.gz を展開。上の三つのファイルをコピーします。
$ tar xzvf ivtv-0.10.3.tar.gz
$ cp saa7115p.tar ivtv-0.10.3/i2c-drivers/saa7115.c
$ cp tvaudiop.tar ivtv-0.10.3/i2c-drivers/tvaudio.c
$ cp kb10-082.tar ivtv-0.10.3/i2c-drivers/Kbuild

あとは ivtv-0.10.3 のディレクトリに降りて make, make install でOKだと思います。

# cd ivtv-0.10.3
# make
# make install

あ、ファームウェアのインストールがまだの人はこちらから拾ってきてインストールしましょう。

そしてロード。
# depmod -a
# modprobe ivtv

ためしに 1ch を見てみましょう。
まず v4l2-ctl で video standard を NTSC-J にします。(日本にいるなら。)次に ivtv-tune で周波数を日本の1ch に合わせます。
$ v4l2-ctl -s ntsc-j
$ ivtv-tune -tjapan-bcast -c 1

これできっと見れます。
$ cat /dev/video0 > test.mpg

で test.mpg に録画されれば成功です。

最後に。

ドライバを作って下さった方々に感謝です。
Deo gracias Amen!
posted by まうかめ堂 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Debian

2007年06月10日

CPU & マザーボード交換のはなし

先週の某日の深夜、自宅の Debian PC (通称 "dufay")の X window が突如落ち、 CPU がらみのエラーを吐いてフリーズしました。

mplayer が悪さをしたかと思いながら、再起動をかけようとするも、BIOS すら起ち上がらないのでかなり焦りました。

それで、何度かトライするうちにDebianのブートローダーまで到達することもあったけど、結局最後には何も起こらなくなってしまいました。(真っ暗な画面なままでキー入力等を全く受けつけない…。)

さてどうしたものか。
おそらく5年半使い倒したマザーボードが壊れたのでしょう、ということで、ちょうどいい機会なので思いきってマザーボードとCPUを新調することにしました。
(まぁ自作DOS/Vの強みでしょうか。)

というわけでアキバへGo。

最近一部で話題の「らーめん缶」の自販機が「完売御礼」で売り切れてるのをチェックした後、T-ZONE, ドスパラ、クレバリーあたりで物色、さすがに五年も経つとマザーボードの状況もえらく変わると次の二点で痛感しました。

一つは、もはやHDDの接続はSereal ATAが主流でIDEポートが一つしか付いてないボードが大半ということにちょっとびっくり。まぁでもこれは何年も前からわかってたことですが…。

もう一つは(グラフィックカードを付ける) AGP ポートが無くなっていて、みんな PCI EX16 になっていたことです。依然 AGPのグラフィックカードは売っているのだけれど新しいマザーにはAGP ポートが無いということになっていました。

これにはちょっと参りました。結局グラフィックカードも買うことに…。

それと、最近のパーツは軒並発熱が多いということで、きちんとファン付きのケースも買うことにしました。

結局、次のようなパーツを揃えました。

CPU: AMD Athron64 X2 4200+
Motherboard: ASUS M2V
Memory: Hynix DDR2 1G x1
Graphiccard: ELSA GLADIAC 573 (GeForce 7300LE)
適当なケース

メモリー以外は全部リテールものを買いましたが、グラフィックカードはバルクでも良かったかなとも…。あとメモリーは500M二枚にすべきだったかとも…。

まあでも良しとしましょう。

で、早速組み立て。前のPCからHDD, DVD/CD drive, サウンドカード等を引っこ抜いて付けかえです。それにしても、CPUの取り付けも以前に比べて楽になりましたね。

で、起動。
さすがは Debian です、CPUとマザーを交換したぐらいでは、何事もなかったように普通に動きます。

ただグラフィックカードも新しくしたので、X window はドライバを新しくしないと動きません。nvidiaのサイトからドライバを落としてきてモジュールを取り換えたらX window もあっさり動きました。
良い時代になったものです。

さて、「普通に動く」とは言うものの、ただ動くだけでは折角の新CPUが泣きます。

というわけで、なんと二年ぶりに kernel を upgrade することにしました。(いままでサボっていただけですが…。)
本当は Debian も sarge から etch に上げたいところですが、順を追ってということで、まずは kernel を 2.4.24 から 2.6.8 へ。

最初、kernel 2.6.8 を binary image で持ってきたのだけど何故か kernel panic を起こして止まるので、ソースからコンパイルすることになりました。

それで、適当に設定してほどなく動きましたが、一つだけ問題が…。マザーボード上の storage 制御の VT8237A というチップが認識されていない…。

何が困るかというと、これだと IDE devise が DMA 転送をしてくれないので、HDDの読み書きでCPU 負荷&時間がだいぶかかることです。

で、検索かけまくって調べたところもっと新しいカーネルなら大丈夫そうでしたが、面倒なのでとあるフォーラムの記事を参考にソースを二行ほど修正したらきちんと動き始めました。

すると前のマシンにくらべ、無茶苦茶速く感じますね。

というわけで、一段落したところで新しいマシンに名前を付けましょう。

命名:ciconia (チコーニア)

ちなみに、これまでの Linux machine の名前は

98年頃 Vine Linux 1.0: pynchon(ピンチョン)、pynchon.vineland
00年頃 Vine Linux 2.0?: machaut(マショー)、machaut.ars.nova
02年 Debian GNU/Linux 3.0 woody: dufay (デュファイ)

でした。
posted by まうかめ堂 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(1) | Debian