それらについて順にここに書きとめていきたいとも思いますが、まずは読んでる本のリストを挙げましょう。
1.「中世ヨーロッパの城の生活」ジョゼフ&フランシス・ギース著、講談社学術文庫
2.「中世ヨーロッパの都市の生活」ジョゼフ&フランシス・ギース著、講談社学術文庫
3.「中世ヨーロッパの歴史」 堀越孝一著、講談社学術文庫
4.「十二世紀ルネサンス」 伊東俊太郎著、講談社学術文庫
5.「色で読む中世ヨーロッパ」 徳井淑子著、講談社選書メチエ
6.「フランスの中世社会」渡辺節夫著、吉川弘文館
(なんか講談社が多いですね。)
1〜3はそれぞれ半分ぐらいまで読んでいて、4〜6はほぼ全くの未読です。
1, 2はアメリカの中世オタクの作家が書いたもののようで、読み物として非常に面白いです。ただ専門家というわけではない分、ときどき細部で「それは違うだろう」ということはあります。
例えば、2.は1250年のトロワについて書いてる本なのですが、その「第九章 教会」のなかにこんな記述が…。
実は、音楽史上、非常に大きな変化がまさにこの時期に起きつつあった。多声音楽の誕生である。
(中略)
まずテノールが不定の長さの一声だったのが、それぞれリズムを持った別々の旋律になり、そこへもう一声加わった。そこから「モテット」、一種の小フーガが育っていった。
まず、多声音楽の誕生はもっとずっと早いのですが、そこはまあ置くことにしましょう。でも、「モテット」はどう考えても「小フーガ」じゃないと思うんだけど……とかですね。
でも、「第十三章 中世演劇の誕生」には中世の神秘劇の起源がトロープスだったことが書かれていて、それはちょっと興味深かったです。(というかそれは知らなかった。)
1, 2には他にもいろいろ面白いことが書いてるのですが、それはまた、別に機会に、ということで…。
特に写本とか自筆譜が存在しない限りその真贋もわかりませんし、まうかめ堂さんみたいにそういうことも踏まえて読書を楽しむのが一番だと思いますw
中世のこと、特に音楽について、調べれば調べるほど謎が深まっていく感があり、本当のところがわからないもどかしい感じが常にありますが、例えば MIDI を作るなんて時には、余計な知識は全て忘れてしまってもいいかな、なんて思ったりもします。
私の場合「無知は怖いもの無し」ということで古楽にも首を突っ込んでますが、生半可な知識を持ってしまったら恐ろしくてMIDIとか作れませんね〜〜。
そういう意味ではまうかめ堂さんやmyoushinさんはすごいと思います。
お二人とも古楽に関してはプロ顔負けの愛情を持ってるように感じます。
あ、今までのブログ移転しましたm(_ _"m)ペコリ
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