このところなかなか更新ができておりませんが、今年もゆるゆるやって参りたいと思います。
サイトの内容の方もだいぶやり散らかしている部分があるのでその辺はある程度整理していきたいとおもいます。
さて、今年の新年のMIDIはわけあってダウランドです。
- John Dowland: Can she excuse my wrongs
- mp3: [mp3,1.6M]
- MIDI: [GM], [SC88]
数年前にスティングがエディン・カラマーゾフというリュート奏者とダウランドの歌曲集のCDを出したということがあって、当時 BBC Radio 3 でその演奏を聞いたのですが、そのときは見るべきものは無いと思いました。
で、昨年末にかれらが来日公演をするというのでそのCDがボーナストラック付きで再発されていて、それをタワレコで試聴して、私は評価を一変させることとなりました。
それがこの曲の演奏でした。
(来日公演の方はさんざんな評判だったみたいですが。)
エディン・カラマーゾフが凄いですね。この人、きっと古楽の世界ではあまり評価されないのでしょうが、タダモノではないです。マンロウ以来の鬼才というと褒めすぎですが、メメルスドルフ以来の鬼才というとちょうどよいかもしれません。
>ダウランドの作品でコンソート用の編曲があったりした当時のヒットソングでしょう。
まさにそうですね。
ダウランドを始めとして、イギリス音楽には、数百年楽しめるヒットソングがすごくたくさんあると思います。