本家もブログもなかなか更新できておりませんが、今年もこのくらいの頻度になるかもしれません。半年に一度くらい来ていただくと何か変化があるかもしれません(^^;).
さて今年の新年の MIDI は思うところあってファエンツァ写本の曲です。 De tout flors というマショーのバラードの器楽編曲です。
- De tout flors (Codex Faenza)
- mp3: [mp3, 4.0M]
- MIDI: [GM], [SC-88]
- mp3: [mp3, 4.0M]
で、マショーの原曲は次です。
- De toutes flours (ballade)
- mp3: [mp3, 1.6M]
- MIDI: [GM], [SC-88]
- mp3: [mp3, 1.6M]
比べて聴くだけだとよくわからないと思うので、原曲の Cantus-Tenor と Faenza 版を合わせた「ハイブリッド版」を作りました。
- De toutes flours (hybrid version)
- mp3: [mp3, 3.4M]
- MIDI: [GM], [SC-88]
- mp3: [mp3, 3.4M]
実はこの「ハイブリッド版」が今回やりたかったことです。つまり、ファエンツァ写本の編曲のすごさをなんとか可視化したかったわけですね。
この「ハイブリッド版」という発想は、Mala Punica のファエンツァ写本の宗教曲のディスク Faventina に inspire されました。
その Mala Punica の演奏が、Youtube で見られます。
Faventina
今年もよろしくお願いします。
Youtubeが出来てメジャーな曲はアップされる時代になってきましたね。ディープな部分は数寄ものに残された世界です。残された資料(譜面)を音にするのは創造そのものです。自分にも意欲がある限りは少しでも作り続けたいです。
> 残された資料(譜面)を音にするのは創造そのものです。
Myoushin さん、いいこと言いますね!
仰るとおり、特に古楽は音にすることそれ自体がクリエイティヴである度合いが高いですね。
まうかめ堂さんがご健在のようで安心しました(笑)
最近、水面下では着実に進行しているのだけど、表に出すまでに至っていないことが結構多いですね。