前にもノートル・ダム・ミサのディスクについて書きかけたのですが(旧「まうかめ堂日記」)、意欲が続かず立ち消えになっていました。
ちょうどいい機会なので、再挑戦です。フットワークを軽くするためにランキング形式です。
第一位:Ensemble Gilles Binchois, Dominique Vellard
純粋に響きの美しさでこれが一位です。
第二位:Taverner Consort & Choir , Andrew Parrott
これについては旧「まうかめ堂日記」でちょっと書きました。
第三位:Oxford Camerata , Jeremy Summerly (NAXOS)
演奏者の力量と演奏自体の出来に関しては第四位のカペラに及ばないものの、演奏の素直さ・堅実さ、そして1000円という価格の良さ、さらに長大なレー Le lay de bonne esperance の見事な演奏が聴けるという点でこれを三位にしました。
第四位:ヴォーカル・アンサンブル・カペラ
これについては別の記事でちょっと書きました。
第五位:Deller Consort , Alfred Deller, 1961, DHM
歴史的録音でDeutch Harmonia mundi で比較的安く買えるので一度は聴いてみても良い演奏だと思います。(日本盤もあったはずです。)現代のピッチのやたらと正確な整然とした演奏を聴きなれていると「エーッ」ということになるかもしれませんが、よくよく聴くと味わいがわかってくるものと思います。
第六位:Ensemble Organum Marcel Peres
ここからあまり勧められなくなりますね。派手にこぶしをまわした強烈な節回しの演奏を怖いもの見たさで聴いてみたいと思う人のみ聴いてください。
第七位:Hilliard Ensemble, Paul Hillier
ヒリアードなので下手だとかそういうことは全くないのだけどいまひとつパッとしなかったものです。「泉のレー」は他では聴けないのでそのために買っても…でも、ちょっと微妙でしょうか。
第八位:Clemencic Consort, Rene Clemencic
これは私は最初から最後まで通して聴いた記憶がないディスクです(笑)。ここまで来ると私もついて行けません。
私が持っているのはこの八枚です。(しかし、八枚も持っていたのかと、自分でもちょっと驚きです。)
でもまだまだ沢山あるんですよね…。
それと、ランキング形式は書きやすいですね。
この方法で中世音楽のCDについてちょっとまとめられそうかも…。
2006年06月10日
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>第二位:Taverner Consort & Choir , Andrew Parrott
↑同感です。自分的には一二位は同率首位ってところです。Kyrieは何度聞いても良いですね。